MapTilerDesktop 10.2
2019年10月15日発行

GeoPackage 形式で任意の地理的座標系のマップを生成し、MapTilerCloud に直接アップロードすることが、MapTilerDesktop 10.2 で可能になりました。
カスタムグリッドでマップを作成し、GeoPackageとしてMapTilerにアップロードするCloud
MapTilerDesktop 8.0 より、ローカル座標系で OGC GeoPackage フォーマットの地図を生成することが可能になりました。新リリースでは、任意のタイルグリッドを持つ GeoPackage フォーマットで、当社の MapTilerCloud に直接アップロードすることができます。あらゆる座標系での地図のホスティングについてはこちらをご覧ください。
現在は、GeoPackage 形式のラスタータイルのみをサポートしています。GeoPackage形式のベクタータイルの生成は、今後のリリースで予定しています。
新しい MapTilerDesktop 10.2 では、フランスの Lambert 93 というカスタムタイルグリッドが追加されました。GeoPackageとしてローカル座標系のHiDPIタイルを生成する機能もこのリリースで改善されました。
MBTiles in MapTilerMobile アプリ
先日発表し た「MapTilerMobile 」アプリへの直接アップロードが追加されました。ファイルの保存には MapTilerCloud を使用しています。マップは、MBTiles フォーマットを使用して Web メルカトル図法でモバイルアプリにアップロードできます。
MapTilerDesktop 10.2 におけるその他の改善点
- 高度なラスターファイル(ECW、JP2)の描画を改善しました。
- 新しい Linux ディストリビューションのサポート - Debian 10, Fedora 30.
- 改善されたライセンス認証システム、主にWindows 10で使用されます。
- その他、いくつかの細かい改善とバグフィックスを行いました。
最新版のMapTilerDesktopをダウンロードしてください。