MapTilerのGeoPackageDesktop 8.0
2017年7月12日公開

MapTilerDesktop 8.0 は、OGC GeoPackage フォーマットのマップタイルを生成することができます。標準化された OGC GeoPackage は、最も一般的なメルカトールプロファイルに加えて、あなたの国に特有の座標系でもタイルを保存することができます。
メルカトールの標準的なタイルプロファイルについては、生成されたGeoPackageファイル(.gpkg)は、同じ瞬間にMBTilesフォーマットにも準拠しているため、非常に汎用性が高く、多くのビューアーやソフトウェアツールとの互換性があります。
MapTilerDesktop によって生成されたすべてのプロファイルに対して、マップタイルを最も一般的なクラウドホスティング(GoogleCloud Storage や Amazon S3 バケットなど)に直接高速アップロードするためのユーティリティが、GeoPackage フォーマットもサポートするようになりました。つまり、数セントのコストで信頼性の高いホスティングにタイルをプッシュすることができ、ArcGISやQGISと互換性のあるウェブビューアやWMTSを得ることができるのです。これには、ローカル座標系でのマップタイルも含まれており、バッチ処理や自動化にも利用できます。 クラウドプッシュ
コマンドをターミナルで実行します。
16 ビットのラスター入力ファイルを MapTilerDesktopにドロップすると、自動的に 8 ビット RGBA の出力タイルにスケーリングされるので、場合によっては余分な前処理が不要になります。
MapTilerDesktop グラフィックインターフェイスでは、入力ファイルから透明度の高い色を視覚的に選択できるようになりました。 マップの背景色を選択するためにサードパーティのソフトウェアを使用する必要はありません。
内部のProj4ライブラリを最新の座標系・投影法のデータベースに更新しました。
また、MapTilerDesktop 8.0 には以下の機能があります。
- フォルダ内に出力されるQuadKeyのタイリングスキーム(Microsoft Bing Mapsで知られている
- 入力ファイルのバウンディングボックスのオンラインプレビュー
- GUIはAmazon S3 / GoogleCloud Storageの認証情報を記憶します。
- より多くの入力ファイルに適用されるグローバルな投影カットライン [Pro コマンドライン]。
アップデート版をwww.maptiler.com/ で公開しています。今すぐ無料でお試しいただけます。