オンプレミスのPostgresデータベースからのマップ
2022年1月13日発行

更新頻度の高いデータベースのデータを、マップにしたいと思っていませんか?新バージョンの MapTiler Server は、あらゆる PostGIS データベースに簡単に接続し、データを地図タイルとして読み込むことができます。
PostGISから直接、地図をを配信する
フィールドエンジニアが取得した測定値やIoTデバイスからのログなど、現実の世界では常に情報が記録されており、これらをデータベースに保存して管理することは容易です。しかし、これらの変化を地図のインターフェイスを通じて迅速かつ効率的に可視化したいとします。そのためには、データセットを適切な地図タイルに変換してから表示するソフトウェアが必要でしょう。
新しくリリースされたバージョンのMapTiler Server は、あらゆるPostGISデータベースに接続することができます。表示したいフィーチャーを選択するだけで、地図タイルとしてベースマップと一緒に表示したり、別のレイヤーとして表示したりすることができます。
PostgreSQLデータベースに接続するための3つの簡単なステップ
稼働中のPostgresデータベースへの接続は、次のような手順で行ないます。
- データベースのテーブルをスキャン
- 属性を選ぶ
- マップへの追加
このプロセスは非常に簡単なので、データベースの経験が全くないスタッフでも実行できます。しかし、上級者であれば、SQLクエリを駆使して地図に載せるデータを精査することも可能です。
Windows、Linux、Mac、Dockerからのセルフホスト型マップ
MapTiler Server は、Windows、Linux、Macのラップトップを、最新のウェブ&モバイルSDKや最新のGISソフトウェアに対応したベクタータイルをサポートする地図配信サーバに変えることができます。古いGISソフトウェアやWebライブラリのラスタライズは、WindowsとLinuxでは直接サポートされており、MacではDockerイメージ経由で可能です。