MapTiler でCloud に地図をアップロードDesktop 10.1
2019年5月28日発行

Desktop のユーザーは、地図を直接 MapTilerCloud にアップロードして、無料の追加ストレージ、美しいベースマップ、MapTilerCloud のウェブインターフェイスから直接Desktop のライセンスを管理する機能を備えたマップホスティングを利用できるようになりました。
MapTilerCloud で地図を公開する理由は?
MapTilerDesktop では、データのホスティングを自由に選択することができます。このたび、Amazon S3、GoogleCloud Platform、Microsoft Azureなど、すでにサポートされているクラウドプラットフォームのリストに、当社独自のMapTilerCloud が加わりました。
MapTilerCloud が提供します。
- シンプルなデータ管理- 何百万ものタイルではなく、マップごとに1つのファイルを高速でアップロード - アップデートで頭を悩ませることはありません。
- ベースマップ付属- 手頃な価格の美しいストリートマップやサテライトマップの上にデータを表示することができます。
- マップスタイリングのためのツール- マップを調整したり、用意されたグローバルデータセットと組み合わせたりするための使いやすいツール(ヒルシェーディング、等高線、...)。
- 1つの場所、1つのアカウント- 1つの環境に1回ログインするだけで、独自の地図のスタイリングやホスティング、アクセス管理を行うことができます。
Data MapTilerCloud にアップロードされたものは、スタンドアロンで表示したり、JavaScriptライブラリを使ってマップの一部として表示したり、WMTSとしてデスクトップGISで開いたり、Static Maps APIで抽出したりすることができます。
あなたのジオデータを、美しいベースマップやグローバルデータセットと組み合わせることができます。
MapTilerDesktop のお客様のための追加ストレージ
無料アカウントでもCloud のデータホスティングを利用することができます。新規作成は、Cloud ホスティングオプションを選択し、MapTilerCloud を選択した場合、MapTilerDesktop を通じて、またはウェブから直接行うことができます。
Flexのお客様がアカウントを接続すると、10GB/10データセットに無料でアップグレードされます。
アカウントの接続は、MapTilerDesktop (Account →Cloud account)および MapTilerCloud (Sign in → Account →Desktop)でも可能です。
Desktop ライセンスをオンラインで無効にする
MapTilerCloud は、キーを無効にするオプションを備えたシンプルなDesktop キー管理を提供します。サインイン後、「アカウント」→「Desktop 」で、MapTilerDesktop のキーの追加、接続済みの確認、管理ができます。
MapTilerDesktop のライセンスキーは、ハードウェアの故障など予期せぬ事態でコンピュータにアクセスできなくなった場合に、ここで無効にすることができます。注意:このオプションは緊急時にのみ使用できるため、年に2回しか使用できません。アカウントを無効にする必要がある場合は、MapTilerDesktopの中から行ってください。
MapTilerDesktop 10.1 でのその他の改善点
- WindowsとmacOSのGDALを2.4.1に更新
- 生成されたHTMLサンプルビューアをOpenLayers v5.3.0に更新。
- TMSタイリングスキームおよびRaster非georeferenced画像用に生成されたHTMLビューアを修正。
- ファイルプレビューの背景を濃い色に変更
- ダークシステムテーマに対応したグラフィックインターフェースの改善
- その他、いくつかの小さな改善とバグ修正