MapTilerが欧州宇宙機関とエアバス社から表彰される
2018年12月05日発行

欧州宇宙機関は2018年12月4日、Copernicus Masters賞の受賞者を発表しました。Airbus Multi-Data Challenge 2018」の賞は、SentinelとAirbusの両方の衛星からのデータを利用した革新的なソリューションを提供したMapTilerに贈られました。
ESAによる全球衛星地図の受賞
欧州宇宙機関は、地球観測データに基づく革新的なソリューションを支援することを目的として、毎年「Copernicus Masters」賞を開催しています。この賞は、コペルニクス・プログラムで収集されたデータを使って活動する最大の「スター」に報いるものです。
今年、MapTilerはCopernicus Masters Airbus Multi-Data Challengeで優勝しました。Copernicusのオープンデータを利用したMaps APIを搭載したGoogle Mapsと競合する製品で、ユーザーのプライバシーを保護し、オフラインでも動作する広告なしのパーソナライズされた地図を提供しています。
30秒でわかるMapTilerとは
ESAのSentinel-2衛星のオープンデータ
MapTilerの衛星レイヤーのデータは、高度790kmから地球を監視しているESAの衛星「Sentinel 2」のカップルから提供されています。どちらもエアバスDS社が建設し、それぞれ2015年と2017年に打ち上げられました。それ以来、オープンデータライセンスのもと、13のスペクトルチャンネルでデータを提供している。地球上のすべての場所は、5日に一度、同じ視野角で彼らが訪れます。
MapTilerは、Copernicus Sentinel-2のRGBチャンネルのデータを利用し、自治体などのオープンデータの航空写真と当社のソフトウェアを使って組み合わせ、ラベル付きのシームレスなカラーバランスの衛星地図を作成します。そのうちの1つであるAirbus社は、MapTilerを「Airbus Multi-Data Challenge 2018」のカテゴリーデータとして、全世界のハイレゾ衛星地図の作成で優勝しました。
センチネル2衛星©ESA
MapTilerの無料アカウントでは何ができるのですか?
MapTilerは、世界中をカバーする道路地図や衛星地図を提供しており、ウェブサイトやモバイルアプリに簡単にカスタマイズして統合することができます。地図サービスは、グローバルなインフラから提供されるほか、データとソフトウェアのパッケージをオンプレミスで提供しています。また、データ処理用のソフトウェアの開発・提供も行っています。
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