バウンディングボックスツールの改良
2017年5月31日発行 更新しました。

バウンディングボックスツールを近代化し、新しい機能を追加しました。
このツールは、http://boundingbox.klokantech.comで自由に利用することができ、ウェブブラウザ上で直接、地図上のエリアの地理的座標を視覚的に選択することができます。
このツールは、世界中の多くの図書館員が地図のカタログ作成時に定期的に使用している人気のツールです。選択したエリアを、MARC、DublinCore、FGDC、ISO 19139などの様々なフォーマットで、図書館システムに直接コピー&ペーストすることができます。この努力のおかげで、例えばOldMapsOnline.orgのように、地理的な検索で地図を見つけることができます。
また、GIS担当者にとっても実用的で、GeoJSON、KML、OGC WKTでバウンディングボックスを取得し、PostGISやSQLで使用することができます。
何が新しいのか?
描画された長方形は、より高い精度で回転させることができるようになりました(右下の円をドラッグすることで)。
また、左端の五角形のアイコンをクリックすると、まったく新しい「ポリゴンツール」が登場します。これにより、あらゆる形状を高精度に描画(修正)することができます。
いずれの場合も、完全なジオメトリはMARCフォーマット(フィールド34と255)にフォーマットされます。自動的に計算され、地図上に破線の長方形で表示されるラッピングバウンズも含めることができます。
また、このツールは最新のマッピングライブラリ(OpenLayers)にアップグレードされており、OpenMapTiles.orgオープンソースプロジェクトのOpenStreetMapマップをデフォルトの背景レイヤーとして使用しています。
この開発は、Kartenportal.CHプロジェクトの一環として、スイスの図書館が支援しています。