OSMNames:地名データとジオコーダ
2016年10月05日発行

本日、基本的な場所の検索とジオコーディング機能を提供するオープンソースプロジェクト「OSMNames」を立ち上げました。
世界をカバーするフルテキストエンジンを搭載した軽量な検索システムです。現時点では、ストリート、タウン、シティ、行政単位、国などの地名に限定されています。将来的には、湖や山の名前のような他の種類の地名や、POIでも拡張することができます。また、郵便番号や郵便番号などの住所の拡張も可能です。 ぜひお試しください。
http://osmnames.org/ docker containerosmnames-sphinxsearch を使って、提供されたグローバルデータと一緒にソフトウェアを自分のサーバーに簡単にインストールします。手順はドキュメントに記載されています。
OSMNamesプロジェクトは、2つの部分から構成されています。
OSMNamesデータのダウンロードが可能
OSMNamesプロジェクトの核となるのは、前処理されたデータです。このデータは、扱いやすいテキスト形式、TSV(tab separated value)で提供されます。これにより、UNIXのテキスト処理ツール(grep、sed、awk、less、cutなど)によるフィルタリングや、全文検索エンジンによる直接の索引付けが可能になります。
データはhttp://osmnames.org/download/でダウンロードできます。
2,100万件以上の公報レコードが収録されており、緯度・経度、バウンディングボックス、多言語の名前、OSMやWikidata用の識別子などが含まれています。すべてのレコードは、事前に計算された重要度(Wikipediaと既存のNominatimランキングから得られたもの)でソートされています。このウェブサイトでは、国、地理的位置、またはタイプ別にデータをフィルタリングして、より小さな抽出物を作成する方法を推奨しています。
検索エンジンソフト
このプロジェクトには、オートコンプリート機能を備えた基本的なジオコーダに適した場所検索APIを提供するオープンソースのサーバーソフトウェアが付属しています。このサーバーはPythonで書かれており、Sphinx Searchと呼ばれる高性能なC++オープンソース・フルテキストエンジンを搭載しています。
OSMNamesプロジェクトは、Klokan Technologies GmbHとHSR Rapperswilの協力により実現しました。
Klokan Technologies GmbHは、MapTilerやGeoreferencerなどの製品でこのサービスを使用しています。OSMNamesがより多くの個人や企業に採用されることを願っています。OSMNamesがより多くの個人や企業に採用されることを願っています。 erはPythonで書かれており、Sphinx Searchという高性能なC++オープンソースフルテキストエンジンを搭載しています。